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GoogleのAdSense審査のためのたった1つのこと

投稿日:2018/3/3 更新日:

ブログを始める方の中にはアドセンスを始めてみようかなと言う方も多いと思います。今回、自分自身が、AdSense審査で感じたことを記載してみたいと思います。

目次

厳しくなったAdSense審査

最近はアドセンスの審査が非常に厳しくなっていると言われています。 そのために、様々な噂がとびかってます。

最低でも1,000字以上の記事を書くことが必要とか、
30記事必要であるとか、 画像は載せてはいけないとか、
お問い合わせ欄を作らないといけない等。

そうすると、

5記事で審査の通ったとか、
1000字も満たない記事だったとか、

という実例もあがってきます。

本当のところはどうなのでしょうか。
Googleの考えていることはたった1つのことしかありません。

私のAdSense審査の経緯

私自身のアドセンス審査の経緯をお話しましょう。

2月15日(木)午後2字8分にアドセンス審査の手続きを開始しました。 2月16日(金)午後11時31分のアドセンス審査承認のメールが来ました。 申請後、翌日に審査承認のメールが来たのです。 その時点で記事は7記事でした。最初の自己紹介は1000字未満でしたが、その後の6記事は、1000字以上で2000字を超える記事もありました。

GoogleがAdSense審査で考えるたった1つのこと

では、Googleが考えているたった1つのこととは何でしょうか。   それは、広告主の利益です。

経営する法人でのネット広告

現在私は小規模の法人を経営し、その運営のためにGoogleに広告を出しています。1ヵ月間にOLの月収を超える額の支払いをGoogleに行っています。

小規模の組織が、大規模な組織に対抗するには得意分野を絞り、対象地域を集中させて、競争力を優位に立つことが最も効果的です。そのような経営戦略をランチェスター戦略といいます。そのランチェスター戦略を行うにあたり、ネット広告は極めて有用です。

広告は繰り返すことが不可欠です。

しかし、折り込み等の宣伝を繰り返すには多大な費用がかかります。更に、折り込み宣伝の母体となる新聞発行も激減しています。

テレビ広告は、広範囲に至るために、局地戦の宣伝には適しません。更に、巨大な費用がかかることから、テレビ広告は、限られた大手企業の限られます。

Googleのネット広告については、その広告エリアを出す都道府県を指定することができます。地域を絞って広告戦略を行うことができるのです。 更に検索エンジンの検索語句がヒットすれば広告がでることで、広告の無駄打ちがなくなります。その用語を検索している人のみが広告を目にするようになるからです。 このようなネット広告はランチェスター戦略をとる小規模の法人にとって、最適な手段です。

以前、検索エンジンで上位になるようになり、ネット広告の費用止めたことがあります。すると2週間ほどで顧客が減ってきました。慌てて再度ネット広告を再開すると2週間ほどで顧客が戻ってきました。 広告主としていかにネット広告が有用であるかを再認識したのです。

Googleの目的

広告主がGoogleに広告を出しそしてその宣伝によって顧客が増える。広告主はネット広告を続けていく。そのようなプロセスを末永く存続させていくことがGoogleの目的なのです。

たとえクリックが多かったとしてもそれが顧客の増加に結びつかなければ広告主としては広告を出すメリットはありません。ネット広告を末永く存続させるには、健全なブログ文化つくっていくことが不可欠なのです。

Googleは掲載する広告に対してもガイドラインを設けています。偽造や詐欺等に近い広告の掲載は拒否をしています。ブログ広告という市場そのものを存続させるには、まず広告の信用を担保することが必要です。

その上で信用される広告主の利益を守るために、ブログを厳選していく必要があるのです。 いくら記事数が多かったとしても、その内容が独りよがりの日記や炎上ブログならGoogleは広告を掲載したいと思いません。読者を獲得できるブログであってはじめて、広告主も掲載することが利益につながるのです。

何記事あれば判断できるでしょうか。3記事で判断は難しいなと私たちも考えることができるのではないでしょうか。5記事あればおおよその予想がつくのではないでしょうか。10記事ならまず判断できるでしょう。そして判断できない場合には結論を伸ばしていくのではないかと思います。

また、1,000文字以上の記事が必要と言われています。しかしある程度の質を求めると1000字程度が必要という結果になっているに過ぎません。松尾芭蕉のような俳句と散文を載せた短いブログがあったとして果たして拒否をするでしょうか。1000字以下であったとしても質が保たれているならGoogleにとって、拒否する理由はありません。 ブログそのものが、読者の利益になることが大切なのです。それが結果的には広告主の利益にもなるのです。

今回Googleから承認のメールが届いたのは金曜日の夜の11時32分でした。Googleは最終審査については現在のところはまだ人海戦術で行っていると聞いています。今回、翌週まで待たずに金曜日の夜まで審査に時間をかけていると言う事は適切なブログがあればすぐにでも広告を掲載したいというGoogle側の熱意に他ならないと考えます。

一般人だからこそできること

もちろん一般人である私たちが著名な作家ような文章を書けるはずがありません。新聞記者のような文章を書くこともできません。当然Googleも一般人にプロのような文章を期待はしていません。むしろ、一般人なりのしっかりとした内容から読者は等身大に自分自身を写すことができるのです。だからこそ、これほどにブログが普及してきているのです。

それは、Googleが手がけていYouTubeから、多くの有能なYouTuberも生まれていることからも当てはまります。一般人だからそこ、既存のテレビ番組の企画者にはできない視点が好評を得ているのです。

最後に

アドセンスに合格のたった1つの事は広告主の利益に他なりません。

もちろん、新聞記者や作家のようなスキルは必要ありません。一般人なりの健全なブログ記事を掲載するなら、すみやかに審査に通ることでしょう。

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